Excel INDIRECT関数を使ってみよう(備忘録)
指定される文字列への参照を返します。 INDIRECT関数を使うと、数式自体を変更しないで、数式内で使用しているセル参照を変更することができます。
構文
INDIRECT(参照文字列, [参照形式])
参照文字列:必ず指定します。 セル参照や、セル参照を表す文字列を指定します。
参照形式:省略可能です。参照形式に TRUE を指定するか省略すると、参照文字列には A1 形式のセル参照が入力されていると見なされます。参照形式に FALSE を指定すると、参照文字列には R1C1 形式のセル参照が入力されていると見なされます。
使用例1
セルB2に「一般」、「特別B」、「特別A」の会員種別、セルB3に「マシンジム」、「プール」、「サウナ」、「スタジオ」、「パーソナル」の利用種別を入力すると、3つの会員種別の表から、セルB4に料金を表引きします。
※セルB2,セルB3にはそれぞれ、リストの入力規則が設定されています。
・セルB2の入力規則
・セルB3の入力規則
・セルB4に入力されている数式はVLOOKUPにINDIRECTがネストされています。
使用例2 入力規則での使用
入力規則の「元の値」でテーブル名を参照したいときに使います。
「元の値」にテーブル名を指定すると、テーブル側のデータが増えた時、それに伴い自動的に参照範囲が増えるので便利です。