VBA オブジェクトブラウザ

備忘録

オブジェクトブラウザでは

オブジェクトのプロパティ、メソッド、イベントなどを確認できます。 さらに、プロジェクト内の オブジェクトライブラリから利用できるプロシージャと定数を確認することもできます。

使い方手順

①VBEで「表示」タブ→「オブジェクトブラウザー」をクリックします。あるいはショートカットキー「F2」を押します。

②オブジェクトブラウザーが表示されたら、アプリケーションあるいはProjectを絞り込みます。

③オブジェクトブラウザのクラスの任意の場所をクリックし、探したいクラス(オブジェクト)の頭文字を打ち込みます。

④頭文字で始まるグループにジャンプするので、スクロールして、目的のクラス名をクリックします。

⑤下欄に説明が表示され、右側にメンバーが表示されます。

⑥「Range」のメンバー「Adress」をクリックしてみると、下欄に構文やその他の情報が表示されます。
※[]付きのプロパティは省略できます。

⑦「Range」のメンバー「Select」を見てみると下欄の説明が「Function」で始まっており、戻り値を返すメソッドであることがわかります。

この部分の説明が「Property」の場合はプロパティを示し、「Sub」「Function」の場合はメソッド、Functionは戻り値を返すことができ、Subの場合は戻り値を返すことができません。「Event」の場合はイベント、「Enum」の場合は定数であることを示しています。

WorksheetFunctionのメンバーを表示させると、VBAで使えるワークシート関数が調べられます。

 アイコンの意味

クラス モジュール
列挙
メソッド
プロパティ
定数
既定のメンバー
モジュール
イベント
ユーザー定義型
ライブラリ
プロジェクト
グローバル
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